【20代で複数回転職】大量行動した原体験に基づくキャリア開拓のヒント

キャリアって本当に悩みますよね。
どの道を選んでも正解ではないし、不正解でもない気がしますから。

ただ、後悔する選択はしたくないけど、今の自分に何が合っていて、どうキャリアを描いたら良いのか見えないのではないでしょうか。

かつての私もそうでした。毎日、毎日
「今後の自分のキャリア、どうしたらいいのだろう。」
って悩んでいました。

しかし、今ではどうやったらキャリアに関するモヤモヤが解消されるのか、
どういうキャリアを描くと自分のキャリア形成や自己実現につながりそうなのかが
見えてきています。

キャリア形成に関して試行錯誤を重ねたことで、
「本当にいい環境で仕事できているな。」という感謝の気持ちを持ちながら、
「自分の特性や得意なことを活かせているな。」と実感しながら業務に励んでいます。

この記事では、私自身がキャリア形成のために泥臭く大量行動し、その原体験を経て辿り着いたキャリアを切り拓くためのヒントをお伝えします。

本記事を読むことで、今後のキャリア形成のために具体的に何をすれば良いのかのヒントが得られ、現状を打開するための一歩を踏み出すきっかけに繋がるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

【心】と【体】が疲れ切っていたら、考える余裕もない!

「心」と「体」を大事にできていますか。
毎日休まずがんばってくれている心と体を労っていますか。
「心」と「体」に良い習慣を実施できていますか。

「え、キャリアの話しなのに健康の話しかよ。」
って思われたかもしれません。

ただ、健康は全ての土台です。
ご機嫌な気持ちで頭がスッキリしていて、痛いところがない状態と、
不機嫌で頭がぼんやりしていて、体のあちこちが痛む時、

どちらの方が健全な思考ができて、パフォーマンスが上がりそうかは明白でしょう。
また、モヤモヤしたり不安になりやすいのは、心と体が疲れているだけの可能性もあります。

「あ〜〜〜心と体が疲れているかも。」と感じたなら、
以下を実践してみてください。

「心」と「体」を労わるためにオススメしたいこと!
・自然に触れる。
・銭湯や温泉にいく。
・自然農法の野菜を食べる。
・ラジオ体操をする。
・1時間以上歩く。
・自分が思っていることを全て紙に書き出す。
・大声を出して、解放する。
・自分が笑顔になれることをする。

一つでもいいので、実践してみてください。
実践してみた上で、これを機会に心と体に良い習慣をつくりたいと思った方は、
以下の記事を参考に良い習慣を身につけていきましょう。

「困りごと」を解決してきた原体験が少なかったら、何を提供できるの?

ビジネスとは課題解決です。個人でも会社でも、
金銭が発生する際は、何かしらの課題解決をしているはずです。

あなたが利用しているスーパーマーケットは、
生きるために必要な食材を提供する対価として、お金を頂いています。

もし、スーパーマーケットのように代わりに食材を調達してくれる会社がなければ、
あなた自身が直接農家さんや漁師さんと交渉するか、
自分自身で野菜をつくったり、漁をする必要があります。

スーパーマーケットは、面倒なことを代わりにやってくれているから、
そしてそれを代わりにやってほしいと求めている人が多いため、
ビジネスとして成り立っています。

逆に、日本国民全員が自分で野菜をつくっていたとしたら、
農家さん、漁師さんと消費者が直接売買するのが当たり前の世の中になったら、
スーパーマーケットというビジネスモデルは成り立たないかもしれません。


あなたが自分で何かしらのビジネスをするにしても、
依頼されて何かしらの業務を行うにしても、
誰かの何かしらの「困りごと」を解決をする必要があります。

あなた自身が誰かの何かしらの「困りごと」を解決をできなければ、
お金を稼ぐことは難しくなります。


「自分は何もできないのではないか。特別なスキルも経験もないし。」
「自分を必要としてくれる人なんて、いるのだろうか。」
「自分ができそうなことは思い浮かんだのだけれけど、ずっとそれをやるのはしんどいよ。」

と不安になったら、以下を実践してみてください。
・これまで解決してきた「困りごと」や原体験を整理する。
・自分が大切にしている価値観やありたい姿を整理する。
・とにかく行動して原体験を増やす。

【自分の強み】、【美学(価値観)】、【ありたい姿】を整理できていないのは、
商品内容がわからない営業マンと一緒!

仮に、あなたが保険の営業マンから営業を受けたとしましょう。
あなたが保険商品に関してわからないことがあり、保険の営業マンに質問すると


「ちょっとそれは私ではわからないです。」
「ご自身で調べてみてください。」

と言われたら、どう思いますか。
不安になりませんか?

逆にあなたが営業マンだとして、
自分がよくわかっていないものを、自信持って売れると思いますか?

商品内容がよくわからないと、誰にどうアプローチしていいのかもわからないと思います。
では、キャリアにおいてはどうでしょうか。

現職で昇給や昇進を狙うにしても、部署異動を狙うにしても、
転職するにしても、起業するにしても、

自分という商品を理解できていなければ、自信を持って売れないはずです。
仮に売れたとしても、売れた後に継続して活用してもらえないでしょう。

とはいえ、日々忙しい毎日を送っていると、
自分自身の思考や経験を整理する時間もとれないのが現実だと思います。

5分でもいいのでちょっと立ち止まって
【自分の強み】【美学(価値観)】【ありたい姿】
について紙に書き出してみてください。

頭の中で考えているだけではゴチャゴチャしてしまうので、
紙に書き出して可視化するのがポイントです。


ちゃんと書き出してみましたか?
今、紙とペンがない人は、別途時間をつくって取り組んでみてください。


書き出してみると、案外書き出せなかったり
書き出せても内容が支離滅裂だったりするのではないでしょうか。

「このままじゃまずいな。自分の経験や思考をちゃんと時間をかけて整理しよう。」
と思った方は、以下の記事を参考に整理をすすめてみてください。

自分を売り込む【キャリア戦略】がないから、行き当たりばったりの人生になる!

どうやって自社のサービスを売っていくかの営業戦略がなければ、
行き当たりばったりで再現性が低く、成果が安定しません。

自己実現に必要なキャリアを獲得するための中長期的なプランであるキャリア戦略がないと、
行き当たりばったりの人生になります。

行き当たりばったりの人生でもいいでしょう。
別に否定はしません。

行き当たりばったりで流されることが悪いわけでもなく、
計画的に進めることが良いわけでもありません。

行き当たりばったりだろうが、計画的に進めようが、
あなたが今、幸せなのであれば、自分のキャリアに満足しているのであれば良いと思います。

ただし、
・なんとなく新卒ではいった会社をづづけて
・なんとなく仕事が嫌になって転職して
・なんとなく自由になりたくて脱サラして

「あれ、気づいたらもう選択肢少ない?」
「あれ、自分何がしたかったのだっけ?」
「あれ、もしかしてサラリーマンでいた方がよかった?」

と、モヤモヤを感じているのであれば、
キャリア戦略を練った方が良いでしょう。

あくまで確率論でしかないですが、
キャリア戦略を練らずにキャリアを描くよりも

キャリア戦略を練ってキャリアを描いた方が、
より良いキャリアを描ける確率は上がるでしょう。

「マズイ! 今すぐにキャリア戦略を描かないと!」と感じたのであれば、
以下の内容を実践してみてください。

キャリア戦略を立てる際の順序
1.中長期(3~10年)で実現したい理想の1日や理想の状態を整理。 

2.理想の1日や理想の状態を実現できる業界・職種・役割・働き方を整理。
3.理想の1日や理想の状態を実現できそうな求人を探す。 

(この段階では、今の自分の職歴で応募可能かどうかは気にせずに、自分の理想を叶えるとしたらどういう仕事についたら良さそなのかのイメージを膨らませます。)

4.理想の状態を実現できそうな仕事につくために、足りないスキルや経験を整理。
5.現段階での自分の強み、自己PRポイントを整理。
6.理想の状態を実現するためのステップとして、現職や次の転職でどんな経験やスキルを身につけるべきなのかを整理し、軸を決める。
7.身につけたい経験やスキル、キャリア拡張できそうな場所を探し続ける。

ちょっと上記の情報だけだと整理しきれない、もう少し詳しく知りたい
と感じていただいたなら、以下の記事を参考に整理を進めてみてください。

どんなにいい【キャリア戦略】があっても、実行されなかったら「ない」のと一緒

どんなにいい営業戦略があっても、実際に営業活動をしなければ、
商品が売れることはありません。

どんなにいいキャリア戦略があったとしても、実行されなければ
理想のキャリアに近づくことはありません。

企業において、せっかく立てた戦略が実行されないのは、
戦略を立てている人と、実行する人が別の人だったりすることも要因だったりします。

企業において戦略が実行されない4つの要因として、以下があげられます。
1.戦略策定段階の問題:そもそもの戦略に不備がある場合。
→戦略を見直す必要があるかもしれません。
2.戦略伝達段階の問題:そもそもの戦略が現場へ伝わっていない場合。
→伝達方法の仕組みを見直す必要があるでしょう。
3.戦略実施段階の問題:実施する現場側で実施したくない理由実施できない理由がある場合。
→現場の状況を踏まえて、実行してもらうための戦術を練る必要がありそうです。
4.戦略検証段階の問題:戦略がよかったのか振り返り検証する材料が揃っていない場合。
→実施する前段階で、何をどういうふう振り返るのかを決めておくと良いでしょう。

個人のキャリア戦略に置き換えた場合はどうでしょうか。
1.戦略策定段階の問題:そもそもの戦略に不備がある場合。
→自分1人ではうまくキャリア戦略を策定できている自信がなければ、キャリアコーチングや転職エージェント、知人や友人など、他人の力をかりるのも手でしょう。
2.戦略伝達段階の問題:そもそもの戦略が現場へ伝わっていない場合。
→個人のキャリア戦略においては、考慮する必要がないです。
3.戦略実施段階の問題:実施する現場側で実施したくない理由実施できない理由がある場合。
→行動できない理由、行動したくない理由があるはずです。まずはそこを整理しましょう。
4.戦略検証段階の問題:戦略がよかったのか振り返り検証する材料が揃っていない場合。
→実施する前段階で、何をどういうふう振り返るのかを決めておくと良いでしょう。

個人のキャリアにおいて、キャリア戦略が実行されないのは
「行動できない。」に尽きるでしょう。

なぜ行動できないのか。
どうしたら行動できるようになるのか。
今すぐ行動しなくては。

と感じたのであれば、

以下の記事を参考に、行動できるようにするためには何をするべきか整理し、
一つで良いので、あなたの望む未来を手に入れるための行動をすぐしてください。

結局最後は「ご縁」「タイミング」常に動ける準備を!

これまで、長々とキャリアに関しての考え方やら戦略やらお伝えしてきました。
ただ、結局最後はご縁があるかと、双方のタイミングだと思っています。

採用は人が人を判断しているので間違うことをもあるでしょうし、
偏った考えに基づいた判断になることもあるかもしれません。

仕事を発注するかしないかも、発注者に強いこだわりがあるケースもあるでしょうし、
単に自分と発注者の相性が合わないケースもあるかもしれません。

どんなにあなたの能力が高くても、タイミング的に募集している求人や案件がなければ、仕事もとれないでしょう。だからこそ、タイミングが肝心だったりします。

一般的に転職活動は3ヶ月〜半年ほどかかるケースが多いため、少しでもモヤモヤしたらすぐに動き出すことをオススメします。

極論、現職に留まるか転職をするかは内定をいただいてから悩めばいい話しだったりします。
実際に転職をするのは一定のリスクが伴いますが、転職活動をするリスクは少ないと思います。

何もしないでモヤモヤし続けるよりも、一度転職活動を始めてしまうのがオススメです。
私自身、キャリアにモヤモヤするたびに転職活動をしていたので、半年に1回ぐらいは転職活動をしていた気がします。

2社目のIT代理店では、入社半年のタイミングで一度転職活動をしたことで 、
「今の経験や実績だと今より良い条件での転職は難しそうだな。現職で実績をつくろう。」
と思えて前向きに業務に取り組んだ結果、社内評価ランキング1位になり表彰していただけました。

3社目のSaaS企業においても、転職活動した結果
・今転職しても、年収が上がって50万円程度で、同じような職種だな。
・それだとあまり転職する意味がないし、キャリアの拡張性がないな。
・部署異動してキャリア拡張を狙うか、実績をつくってより良い条件で転職できるようにするしかないな。

と感じたため、その後の半年間は圧倒的に仕事にコミットして、次の転職活動で語れることを増やすことに注力していました。

上記に記載したことをやると決めて実行したかいあってか、 現在はスタートアップの企業で、毎日もがきながらも楽しく働いています。

キャリア戦略を描いて実行し続けた結果とも言えるかもしれませんが、
結局最後はご縁があったのと、タイミングがよかっただけだと思っています。

長々自分語りしてしまいましたが、何が言いたいかというと
・現在の仕事にモヤモヤしていて、現在の仕事でのキャリアイメージがわかないのであれば、すぐに転職活動をはじめてください。
・「もう辞めたい。」と思ったタイミングだとちょっと遅いかもしれません。タイミングが命なので、常に動ける準備をしておきましょう。
・選択肢を常に模索しておくことで、安心感が高まります。現在の仕事でのキャリアも、転職して描くキャリアも、副業との組み合わせも含めて模索しましょう。
・道筋が見えなければ、 1人で抱え込まずにうまく他人の力をかりましょう。

あなたのキャリアを、心から応援しています。
相談する相手がいなかったら、お気軽にお声がけください。

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ABOUT US
ibucari
保険代理店、IT代理店を経て某SaaS企業でビジネス領域に携わる。 現在は某スタートアップ企業で事業開発。 結婚を機に関東から日本海側へ地方移住。 フルリモートで働きながら、地方ならではの自然の豊かさや、ゆったりとした時間を感じながら生活。