「自分のやりたいことがわからない。」
「なんだか人生に張り合いがない。何かに夢中になって生きたい。」
「何のために生まれて、自分が何をしたら喜ぶのかわからない。」
と、モヤモヤしていませんか?
私自身、自分が何をしたいのか分からず、多種多様な性格診断を受けたり、いろんな人に自分の得意なことを聞きまくっていた時期があります。
そんな時期に自己理解プログラムの無料体験も受けており、「やりたいこと探し」に関しての持論が深まるきっかけになりました 。
本記事では、自己理解プログラムの基本や得られる効果、「どんな人におすすめか?」「向いていない人は?」といったポイントを解説していきますので、最後までご覧ください。
自己理解プログラムとは?
自己理解プログラムとは、「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」の著者である八木甚平さんが代表取締役である株式会社ジコリカイが提供している自己理解を促進するためのプログラムです。
プログラム受講期間は3ヶ月で受講料は33万円、30分×12回のコーチとの対話とチャットサポートがついています。
自己理解プログラムで得られる効果
自己理解プログラムを受けることで、3ヶ月10STEPでやりたいこと探しを終わらせ、一生迷わず生きられる仕組みをつくる効果が期待できるとされています。(サービスページ参照)
ただし、本当に上記の効果が得られるかは個人差があるため、自分自身の場合はどうか、冷静に見極めていく必要があるでしょう。
自己理解プログラムがおすすめな人
以下のケースの場合、自己理解プログラム受講がおすすめです。
33万円かけても短期集中で「やりたいこと探し」に取り組みたい人
自己理解プログラムの価格は33万円で、決して安い金額とは言えないないかもしれません。ただ、その33万円をかけてでも短期集中で「やりたいこと探し」に取り組みたいのであれば、自己理解プログラム受講を検討してもいいでしょう。
自分1人ではワークに取り組めない人
自己理解プログラムのワークの内容は書籍やYouTubeで紹介されているワークと同じであるため、自分1人でワークできるなら受講する必要はないと思います。ただ、どうしても1人だと挫折してしまう人は、コーチに伴走してもらいながら同じ受講生と交流しながら進められる環境を手に入れた方がいいケースもあるでしょう。
自己理解プログラムを受けない方がいい人
以下のケースの場合は、自己理解プログラムを受けない方がいいです。
動画をみて自分で言語化できる人
すでに自分の棚卸しができていて、「あとは行動するだけ」という段階の人には、自己理解プログラムは過剰かもしれません。八木甚平さんが出している動画や書籍の内容でワークができるようであれば不要だと思います。
自己分析動画や書籍でも十分対応できる場合もあります。
完璧に自己理解ができることを期待する人
自己理解は一度で完成するものではなく、継続的なプロセスです。
「完璧な答えがほしい」という期待値で受講すると、かえってモヤモヤする可能性もあります。
受講料を一括で支払いできない人
自己理解プログラムの相場は15万〜35万円前後。
分割や補助制度がない場合、一括払いが難しい方は金銭的なストレスの方が強くなってしまうかもしれません。
迷うなら無料体験受講も選択肢
もし、受講しようか迷っているのであれば、まず無料体験を受けてみるのもいいかもしれません。
無料体験で感触を確かめる
自己理解プログラムでは受講前に無料体験が可能です。気になっているし、33万円払っても自己理解プログラムを受けてみたい気持ちはあるけど、あと一歩踏み出せない、という人は無料体験で感触を確かめるといでしょう。
迷うということはやってみたい気持ちもあるはず
全く受講する気がないサービスであれば、無料体験も受けない方がいいです。ただ、「少しでも気になる」「変わりたいけど不安」というケースであれば、心のどこかに前向きな気持ちがあり、無料体験でその気持ちを試してみるといいでしょう。
セールスは必ずされるため冷静に見極める
当たり前ですが、慈善事業ではなくビジネスとしてやっている以上、儲ける必要があります。なぜ無料でやるかといえばその後のセールスがあるからであり、無料体験の最後には、ほぼ間違いなく有料講座の案内があります。
自己理解プログラムに限りませんが、無料体験後や少額支払いした後の体験後は感情で即決せず、冷静に比較検討するといいでしょう。
の助シュンの実体験(無料体験受講)
私自身は有料講座は受講しませんでしたが、無料体験は受講したので、その実体験をお伝えします。
無料体験受講内容
私はおおよそ以下の内容でしたが、無料体験を受講する人の状態やコーチによって違いはあるかもしれません。
・60分のオンラインセッション&質疑応答
・自己理解プログラムの説明動画視聴
・結論をお伝えする
無料体験で得られたこと
無料体験を受講したことで自己理解プログラムの解像度が高まり、自分のやりたいことに確信を持つことができました。
・魔法のような方法ではなく、書籍や動画のワークを徹底的に伴走する「やりたいこと探し」のRIZAP版のようなものと理解できたこと。
・改めて自分が考えていることを言語化することで、やりたいことの確信が持てた。
・「やりたいこと」と「稼げるかどうか」は全く別問題であり、33万円の受講費用を回収できるかはかなり人による部分が大きいと理解できたこと。
有料受講しなかった理由
私が有料受講しなかったのは、あくまで私にとって不要だと判断したためです。
・サービス内容が私にとって33万円以上の価値を感じなかったため。
・費用対効果が出るイメージがわかず、中長期でみてもいい自己投資にはならないと判断したため。
・ある程度やりたいことの方向性や仮説は見えており、自己理解プログラムを受講してもそれ以上のものがみえるイメージがわかなかったため。
やりたいこと探しへの持論
「やりたいことをやりましょう。」みたいな風潮がある中で、主観全開の「やりたいこと探し」への持論が固まってきたので、お伝えします。
やりたいことは既にやっているはず
よく考えてみたいのですが、「本当にやりたいこと」であれば既にやっているはずです。「自分はこれをやらないと嫌だ。」というものは頭で考えて整理するまでもなく、心や体が既にやっているはずなのではないでしょうか。
わざわざ頭で考えて整理するということは、「本当にやりたいこと」ではなく、「やってみたいこと」の可能性があると考えています。
やりたいことは見つけるのではなく見つかるもの
やりたいことを探しても、「本当にやりたいこと」は見つからず「本当にやりたいかもしれないこと」が見つかる気がしています。「本当にやりたいこと」は、体験や人との触れ合いの中で「見つかるもの」なのではないでしょうか。
例えば、とある少年がそんなに興味がなかったバスケットボールの試合を友人に誘われて見に行ったとします。少年は興味がなかったはずなのに、バスケットボールの試合で躍動している選手たちをみて「かっこいい。僕もバスケットボールをやりたい。」と言いました。
この場合、少年はやりたいことを探していませんよね。たまたまバスケットボールの試合をみて「やりたいこと」が見つかったのではないでしょうか。
やりたいことが見つかっても仕事になるかは別問題
仮に「やりたいこと」が見つかっても、そのやりたいことが収入に繋がりにくいものであったり、収入に繋がるとしても大きな稼ぎにはならないもの、収益化するまでには時間がかかるものもあります。
いずれにしても「やりたいこと」が見つかれば人生薔薇色になるわけではなく、 現実とのバランスも考えながら「続けられる形」を模索する必要があるでしょう。
究極的には体験の数を増やすしかない
究極的には「やりたいこと」を見つけるためには、体験の数を圧倒的に増やすしかないと考えています。また、「やりたいこと」は年齢や時期によって変わるものでもあるでしょう。
10個のことしか体験していない人と、10,000個のことを体験している人では、「やりたいこと」への解像度が全く違うはずです。
「体験が増えるのを待っていたらお金と時間を無駄にしてしまう」という意見もありますが、闇雲に体験を増やすのではなく、仮説を立てたうえで体験を増やすことが大切だと考えています。
だとすれば「お金と時間をどう最大化して体験を増やし続けていくのか」という至極当たり前の結論にいきつくでしょう。だからこそ、稼げる系の話しは古今東西尽きないわけです。
まとめ
本記事では、自己理解プログラムの無料体験について、内容や効果、向いている人・向いていない人までを詳しく解説しました。
- 自己理解プログラムは、やりたいこと探しを体系的に進める3ヶ月のオンライン講座で、コーチとの対話を通じて深い自己理解を目指します。
- 向いているのは「短期集中でやりたいことを見つけたい人」「1人では継続できない人」「仲間と進めたい人」。
- 向いていないのは「自己分析を1人でできる人」「完璧な答えを期待する人」「受講料の一括支払いが難しい人」。
- 無料体験を活用することで、受講前に自分との相性や必要性を冷静に判断できます。無料といえど、必ずセールスはあるので冷静さも必要です。
- 私の体験談では、無料体験でも十分な気づきが得られ、やりたいことに対する確信が深まりましたが、有料講座の受講は不要と判断しました。
- 「やりたいこと」は探して見つけるというよりも、体験を重ねる中で見つかるものであり、現実とのバランスや収益性の観点も忘れてはなりません。
やりたいこと探しに迷っているなら、まずは無料体験を通じて「今の自分に必要かどうか」を判断してみるのがおすすめです。やみくもに行動するのではなく、仮説を立てて小さな体験を積み上げることが、結果として本当にやりたいことにたどり着く近道になるでしょう。
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