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【転職で嘘は絶対NG】履歴書・職務経歴書・面接で嘘をつくリスクとその代償

履歴書や職務経歴書に嘘を書くなんて、あり得ない。
面接で嘘をつくなんて、まさか自分には関係ない。

そう思ったあなたは、健全な倫理観を持っているはずです。
ただ、人は本当に切羽詰まったとき、思わぬ行動を取ってしまうものです。
これまで私は、「嘘をついてでも内定を得たい」と追い詰められた人たちを何人も見てきました。

本記事では、転職活動で嘘をつくことで起こり得るリアルなリスク避けるべき理由を3つに絞って解説しますので、最後までご覧ください。

目次

【なぜ嘘をついてしまうのか】切羽詰まると人は簡単に嘘をつく

転職回数が多くても、スキルが不十分でも、堂々と話せる人はいます。
一方で、家庭や金銭面で追い詰められ、「嘘をつかないと採用されない」と感じる人もいます。

私がかつて勤めていた会社では、経営難による給与未払いで全社員が退職勧告を受けました。私は実家に戻り、事前に貯金もあったため乗り越えられましたが、同僚たちは家賃も払えず、リボ払いで生活するなど、追い詰められていました。

そんな中で聞いたのが、転職活動中の嘘です。

  • マネジメント経験をでっち上げる
  • チームの成果を個人の実績として語る
  • 実在しないプロジェクトに関与したと話す

嘘をつきたくなる気持ちは分かります。でも、その先にある現実は、決して楽ではありません。

転職活動でよくある「嘘」の例

  • マネジメント未経験なのに「5名のチームを率いた」と記載
  • 成果を盛って「売上120%達成」と脚色
  • プロジェクト全体の成果を『自分の提案』として話す
  • 退職理由をごまかして全く異なる理由を伝える

少しくらいなら…と思っても、意外と面接官には見透かされていることが多いのです。

嘘がバレる3つの理由とその瞬間

① 面接の深掘りで回答が破綻する

例えば以下のような質問が飛んできたら?

  • 「マネジメント対象者の人数と役割を教えてください」
  • 「KPI設計にどれだけ関与されましたか?」
  • 「営業戦略の立案で、自分が主導した内容は何ですか?」

嘘をついていると、具体的な話ができずに詰まります。曖昧な回答や矛盾した内容は、面接官に「違和感」として伝わり、選考に大きな影響を及ぼします。

② リファレンスチェックや前職確認でバレる

最近では、リファレンスチェック(前職上司・同僚への推薦確認)を行う企業も増加中。企業によっては、在籍確認の電話を前職にかけることもあります。

③ オンライン上の履歴・投稿から整合性を確認される

LinkedInやSNSでの発信内容と経歴が食い違っている場合、採用側に不信感を与えることも。デジタル時代では、「バレない」は幻想です。

嘘の代償

転職活動における嘘の代償を3つお伝えしていきます。

嘘の代償①:入社後に自分を追い詰める

嘘をついて得た内定であっても、その先に待っているのは高すぎる期待です。
「この人は即戦力として活躍してくれる」と思われている中で、実力が伴わなければ、結果を出せずに苦しむことになります。

嘘の代償②:内定取り消し・信用失墜

嘘が発覚した場合、企業は内定を取り消す法的根拠を持っています。
社会的信用を失うだけでなく、次の転職活動でも不利になります。

嘘の代償③:早期離職とキャリアの崩壊

期待に応えられず、早期退職してしまうと「職歴に傷」がつきます。
また、職場に適応できないことによるメンタル面の悪化も深刻な問題です。

誠実な転職活動があなたを救う

企業が求めているのは、できるふりをする人ではなく、誠実に向き合える人ではないでしょうか。
足りない部分があっても、正直に伝える方が信頼されます。事実、誠実な回答をしたことで逆に評価が上がる場面を何度も見てきました。

8. まとめ:転職における嘘は、人生を壊しかねない

嘘をつかない方がいい理由は以下の3点に集約されます。

① 嘘は面接やリファレンスでバレる
② 嘘で得た内定は、入社後に自分を苦しめる
③ 嘘はキャリアを壊し、信頼を失う

たしかに「自分を守るための嘘」や「誰かを守るための嘘」は時に必要かもしれません。
でも、転職における嘘は、長期的に見てあなたを守ってはくれません。

目先の内定よりも、将来のあなたを大切にしてください。
嘘のない転職活動こそ、あなたが本当に納得できるキャリアを築く第一歩です。

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この記事を書いた人

都内の高層ビルで営業職として飛び込み営業やテレアポを経験し、社内表彰を受賞。
その後、新潟へ地方移住し、自然に囲まれた環境でフルリモートワークを開始。
フルリモート環境でも成果を継続的に出し、移住後も社内表彰を経験しています。

営業経験を活かし、地方移住やフルリモートワークによる働き方改革に取り組みながら、リアルな体験やノウハウを発信しています。

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